不満のない人生を創る

こんにちはさえこ(@saeko30)です。
突然ですが私は実母が早くに他界していて、その代わりにお母さん的存在の人がいます。
その方は私が10代の頃からあれこれとお世話をしてくれたり面倒を見てくれて、本当に心と器が大きくお母さん兼お祖母ちゃん的なポジションです。

昭和のお母さんを絵に描いたような人で、掃除料理と家事完璧。
奥ゆかしくおしとやかで、誰もが怒ったり見捨てるような場面でも絶対に私のことを否定したり批難しない私とは正反対の人物です。
ここには書けないようなことも散々迷惑をかけてきたのに、文句や愚痴1つ言わずいつも見守ってくれていました。

そんなお母さん的存在のその人に
「私さえこちゃんが羨ましいの。さえこちゃんは自分で自分の人生を切り開いて1人でも生きていけるでしょう？私は怖くていつも誰かの後ろにいないと何もできないから、私もそうやって伸びやかに生きたかった。」と言われて驚きました。

私は自業自得でいつも人生がハードモードになって、普通の人に話したら呆れられるのにこの人生のどこがいいのだろうと思いました。

その人は自営業の夫とお見合い結婚をして夫が他界したあとも一軒家に住み、保険金やらなにやらで手芸など自分の趣味をしながら一度も働くことなく過ごしていたので、順風満帆で安定した暮らしができて何の不満もなく過ごしてきたのだとばかり思っていました。
そりゃ亡き夫や姑への不満も聞かされていたので、多少の不満はあったにしても結果オーライなのだとばかり思っていたのですが違うんだと思って更に驚きました。

その人は終わりからの景色がある程度見えているのかもしれません。
どんな人生を送ったとしても少なからず不満や後悔があるかと思いますが、できるだけ不満や後悔の少ない人生を歩みたいなと改めて思いました。

仕事や結婚や恋人友人との別れと出会いがあるなかで、人生をよりよくするために転職をしたり交際をしたりお別れをしたりして心機一転次の新しい環境に行くはずが、どの環境に行っても不満ばかり言って終わる人生なんてイヤだなと思うんです。

結婚は人生は墓場だというけれど、その一方でとても良いもので幸せなものだと言う人もいる。
転職をしても同じような不満をこぼしている人もいれば、最高の職場だ転職してよかったという人もいる。
私は後者でいたいし改善してより良い人生を送りたいなと思います。

自分のやりたいことをして周囲に迷惑ばかりかけて、自分勝手自己中と私から離れていった人もたくさんいて申し訳なさも感じています。
それでもこう言ってくれる人を大切にしながら日々過ごしていきたいなと思いました。